私を支えてくれるお父さんありがとうごめんなさい

この病気、朝が特に地獄。

 

あたしはお母さんと一緒にリビングで寝てもらってるんだけど、

今朝はお兄ちゃんがお父さんと両家の顔合わせのことについて話しているのが聞こえた。

お兄ちゃんは今週日曜日に両家の顔合わせを控えている。

 

正直今のあたしには耐えられない内容。

あたしは病気のせいで自分の結婚が延期になった。

元気やったら今頃、秋の式に向けて準備進めてただろうに、、、

病気の自分と、もし今頃元気だったらっていう理想の自分が平行して頭の中を生きている。

 

怒りが収まらなかった。

 

お父さんは毎朝あたしに「大好きだよ。行ってきます。」って言って出勤してる。

 

今日はそんなお父さんに対して「あたしの人生クソや。もうこんな人生嫌や」って自暴自棄になってあたってしまった。完全に八つ当たり、、、

 

お父さんは「そんな汚い言葉言わないで」って悲しそうに言った。「大好きだよ。行ってきます。」

 

お兄ちゃん「熱中症に気をつけろや。行ってきます。」

あたしは無視

 

 

冷静になって、お父さんにメール送ろうかなって思ったけど送れなかった、、、

 

 

 

夕方になってお父さんが仕事から帰ってきた。

「散歩いこっか」

お父さんとの散歩が日課になっている。

近所に大きな公園があって、毎日いろんなコースを散歩。

 

いつもあたしが今日あったこと、何気ないこと、今の悩み、不安、何話しても肯定して聞いてくれる。

 

途中のベンチで休憩してるとき、お父さんが

「今日仕事でDが産まれた病院の前通ったんや。Dが産まれた時のこと思い出して、、、夜中にお母さん産気づいて、朝5時とか6時に産まれたんや。お父さんそのあと病院の屋上で缶コーヒー飲んで、タバコ吸って、寝てないから会社に休む連絡入れたんだよ」って

お父さんからあたしが産まれたときの話なんて聞いたことなかった。

 

あたしは涙が止まらなかった。

今朝言ってしまったこと、お父さんを傷つけてしまったことを思い出して後悔、、、

 

帰ってご飯を食べてる時も涙がこみ上げてきた。

おかあさんはびっくり。お父さんは、そんなときもあるよって言ってくれた。

 

2人の子供でよかった。